日商簿記試験の5つのテクニック

簿記試験を受験する上で、なにかテクニックってあるのかなって思った方はいると思います。言うまでもありませんが、裏技的なテクニックはありません。

ただ、少々時間を短縮させたり、問題を解いていく順番など、細かいテクニックはあります。

 

5匹のモルモット

1.科目を簡略文字にする

簿記の科目って結構長いのは長いですよね。それを正直に書いていたら、疲れますし、時間もかかります。なので、答案用紙に記入するとき以外は、簡略文字をうまく利用します。

例えば、売掛金や買掛金なら売×、買×。当座預金なら当座など文字を短縮させます。これだけでも、結構時間が短縮されます。簿記試験は膨大な仕訳をしていきますので、簡略文字を使っていくことはかなりのテクニックになると思います。

なので、自分がわかりやすい簡略文字を作ってしまえばいいのです。

 

2.問題を解いていく順番を考慮する

・簿記3級の場合

簿記試験の3級は第1問、第3問、第5問の配点が高く、時間がかかりますので、そこから解いていくというものです

。第4問と第5問は合計約20点ですので、ここが解けなくても、他が満点に近ければ合格できるといえばできます。

2時間という限られた時間の中で、問題を解かなければいけませんので、第2問と第4問に多くの時間を割くわけにはいきません。

・簿記2級の場合

簿記試験の2級は第1問から第5問まで、各20点の配分になっています。これによりどこから攻めてもいいのですが、工業簿記は比較的良問が出題されますので、工業簿記から解いていくというのが定番になっています。また、商業簿記だけできても、工業簿記がある程度取れていないと合格はできませんのでご注意ください。

どちらも、得意としている人は、どこから攻めても問題ないと思います。これは3級も2級も言える事です。

 

3.時間配分を決め、見切りをつける

簿記試験は持ち時間が2時間の試験です。学習しているときは、何時間でも解くことができますが、本番はそうはいきません。

なので、第問別に、時間配分を設定しておきましょう。例えば、3級の試験で第2問に1時間使ってしまい、残りの時間で3~4問を解かなければいけない状態なら、ほぼ合格不可能だと思ってください。

なので、ある程度、時間を決めて見切りをつけるのも試験を受ける上では重要になります。

 

4.頭が真っ白になってしまったら

私は大学受験のときや、他の資格試験で頭が真っ白になった経験があります。あれかなり焦るんですよね。

そんなときの対象法ですが、

・5分くらい目を閉じて落ち着つかせる

・自分の得意な分野を攻めに行く

私は、よく自分の得意な分野を攻めに行きます。これにより、落ち着き冷静になることができます。なので、真っ白になってパニックになってしまった方は、どちらか、もしくは両方実践してください。

 

5.問題文に答えは書いてある

答えまで書いてあると言ってしまうと、少し誤解を招いてしまうかもしれません。しかし、たいていの事は問題文もしくは答案用紙に書いてあります。

なんだこれはっていう問題の場合には必ず、解法の導き方が順に説明されていますので、それをチェックしていきましょう。冷静に問題文を読むと、なるほどね、と思うはずです。

詳細は分析のページでも書いていきます。

 

 

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