日商簿記2級の難易度と勉強時間

日商簿記2級の難易度はみなさんどのくらいだと思われますか? さすがに1日で合格できるくらいの難易度だろうと思っている人は中々いないのではないかと思います。もしいるとすれば、天才か、実務経験や簿記の勉強経験がある人だと思います。

簿記3級と比べて、学習する量も増えますし、商業簿記の他に工業簿記という分野が追加されています。なので、3級と比べると難易度は高めです。

なので、気を引き締めて勉強に集中する必要があります。

 

砂と時間

日商簿記2級の難易度

日商簿記2級の難易度ですが、平均的な合格率は平均すると30%くらいの若干難しめの試験になっていいます。しかし、受験する回によっては、10%台のときもあれば、40%台のときもあり、合格率に高低の差がありすぎる試験になっています。

それゆえ、合格率からすると、難関試験になったり、簡単な試験になったりします。ですが、合格率が高い受験回のときは、素直な良問が出題され、難問の場合は、斜め上からの出題がされていることが多いです。

なので、自分が受験するときに難問が出題されても焦らないように、しっかり良問でベースを作ることが大事になります。

 

簿記2級はどのくらいの勉強時間で合格できるの?

簿記3級のときも言いましたが、総勉強時間についてですが、1日1時間は勉強すると決めても、結局計画通りに行かないのが相場ですので、時間で計算しないほうがいいです。時間は目安として置いておくといった感じですね。それよりも、どれだけ、勉強できる日を設けることができるかを考えたほうがいいです。

期間は2カ月~4か月を見たほうがいいと思います。工業簿記が追加されたことで、勉強する時間が大幅に増えます。また、過去問を解くとわかるのですが、最初のうちは、1回分を解いて答え合わせをして、3~4時間くらいかかります。4時間ぶっ通しなどは結構身体的に辛いので、どうしても短期決戦で挑む場合は挫折率が高くなります。

なので、自分はどのくらいのレベルにいるのかを見極め、結構多めに期間を設けたほうが集中力とやる気のバランスがとれます。途中で挫折した場合も、もう一度勉強しようと思ったときにリカバリーが効きますので、十分な期間をとるように心掛けてください。

実務経験や、高校や大学で学習経験のある方は、1か月でも十分ではないかと思います。

 

Pocket

Comments are closed.