簿記とは

簿記とは企業の経営活動を帳簿に記録することをいいます。

企業では日々様々な経営活動がなされています。例えば、皆さんがよく利用するコンビニですが、コンビニでは商品を仕入れて、お客様に商品を販売します。また従業員やアルバイトの方に給料を支払ったり、お店の水道光熱費を支払ったりしています。

それら日々の支出や、売り上げなどのお金の移動についてどのように記録するのか、またどのようにそれらを計算するのか、簿記はこれらをまとめる一つの道具になります。

 

説明する男性

簿記の目的

簿記の目的についてですが、ずばり、企業の「利益」と「財産」について明らかにするためです。また、これらの情報は、企業の将来の経営方針を立てる上で重要になります。

例えば、皆さんが、月末に10万円手元にあるのと、1万円しかないのとでは、来月の資金繰りについてかなり違ってくると思います。企業も同じです。

 

簿記2級と3級の違い

簿記2級と3級の違いですが、

簿記2級は株式会社(商業簿記・工業簿記)を対象としています。

簿記3級は個人商店(商業簿記)を対象としています。

 

となります。3級で個人商店のお金の動きを学び、2級で株式会社のお金の動きを学ぶことになります。私は、この3級→2級の流れは、うまいなぁと思いました。

もちろん、2級から合格を目指せますが、個人商店から学んだ方が、株式会社のお金の動きをより一層深く学べると思います。

なので、簿記試験を学習する際は、皆さん自身が経営者の気持ちで取り組むことで、とっつきにくい問題があったとしても、これは私の会社のお金の動きなんだから、頑張ってやらなきゃって気持が沸き起こると思います。

 

簿記の流れ

簿記の流れですが、

取引の発生 → 仕訳をする → 総勘定元帳に転記する → 試算表の作成 → 決算整理をする → 貸借対照表の作成/損益計算書の作成 → 勘定を締め切る

このような一連の流れになっています。

簿記3級がこの流れに沿って出題されています。なので、試験を受ける際は流れに沿って攻略していく感じになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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