勉強の計画を立てることの重要性

資格試験の勉強をするにしても、ただ適当に試験の日まで勉強をするだけではいけません。特に、集中できない人や、飽きやすい人は、きちんと計画をしなければ、試験日までに勉強が間に合わないなんてこともありえます。

なので、きちんと勉強の計画を立てることが重要です。

 

居眠りする女性

なぜ計画を立てるのか

なぜ計画を立てるのか。おそらく、皆さんも計画を立てた経験はあると思います。一番わかりやすいのは、デートや旅行ではないでしょうか。

ここでは、旅行をたとえて説明したいと思います。

まずは、どこに行きたいか雑誌などを見て決め、次はいつごろに行くか。現地には何があるのか、どこを見てまわるのか。移動は車や電車などを使うのか、ご飯はどこで食べるのか。持っていくものは何を用意するのか。外国の場合は言語はどうするか。などなど。

それらを紙などに書いて、計画を立てているはずです。もし雨が降った場合は、プランBに変更。時間がなくなってしまった場合は、プランCに変更など、綿密に計画をしていると思います。

大切な旅行を最大限楽しむために、緻密な計画をみなさん立てていると思います。計画通りにいかないこともあるとは思いますが、でもすぐ軌道修正はできていると思います。それは、前もって計画をたてていて、代替案がある程度決まっているからです。

計画を立てるのは資格試験でも同じことです

旅行などのように計画を立てることは、資格試験にも当てはまります。資格試験は、1日そこらで受かるような試験ではありません。日商簿記試験も短時間で受かるような試験ではありません。

また、学校の中間試験みたいに、一日そこらや、徹夜でカバーできるとしても、実は頭で計画を立てているのです。試験が始まるまでには、後何時間あるのだろうか。苦手な科目から潰していこう。ここの問題は捨てよう。この部分を重点的にやったら、次に行こう。など、頭の中で計画しているはずです。

ですが、中長期にわたる資格試験では、頭の中で計画を立てているだけでは、まかないきれません。ですので、紙やノート、エクセルなどを用いて、常に「みえるか」させておく状態にしておきます。

試験日までの期間や、一日何時間くらい勉強できるのか、参考書やテキストの通読はいつまでに終わらせるのか、過去問演習はいつごろから始めるのか。などを、だいたいでいいので、まずは書きなぐります。

そして、進行の具合をみて、ちょくちょく修正していくようにします。簿記の過去問演習は試験前2週間を切らないうちから解くようにしておけば、時間がないなど焦るようなことはないでしょう。

勉強時間について

1日の勉強時間についてですが、いきなり、1日5時間毎日勉強するなどという、精神崩壊計画は勉強する気持ちを無くしてしまいます。とりあえず、資格試験が初めてで、勉強も嫌いだし集中力もないような方は、最初のうちは1日15分程度勉強したら終わり、慣れてきたら30分にする。大分集中力が付いてきたら、1時間とか2時間とか、試験の持ち時間に合わせるようにする。

といった感じで馴らしていきます。また、試験勉強を初めての方は、集中力を鍛えていくために勉強期間を多く持たなければなりませんので注意してください。

マラソンと同じで、今まで走ったことがないような人がいきなり2時間も3時間も走ったら、足が壊れてしまいます。マラソンも最初は足を慣らしていき距離も時間も徐々に伸ばしていきます。勉強する時間についても同じで、あまり勉強に慣れていない人は、スローペースで行ったほうが確実です。

私も、勉強するときは、最初は集中力が切れた瞬間に勉強を止めます。おそらく10分とか15分で止めてますね。でも、それを毎日続けていくと、体力と同じで、集中力も持続していきます。

 

最後にどんなに時間がない場合でも、寝る前に1ページ見るくらいでもいいので、毎日勉強する癖をつけましょう。また、前言撤回するようなことになってしまう言い方になってしまいますが、勉強をしない日を設定するのも計画を立てる上で大事なことです。勉強をしない日は勉強のことは忘れて、勉強以外に大いに取り組みましょう。

その方が、気分転換もできて、次の日から勉強に気が入ります。

試験に合格するためには計画を立てることが重要ということです。

 

 

 

 

Pocket

Comments are closed.