なぜ簿記の資格を取得したいのか

電卓を持つ女性

なぜ簿記の資格を取得したいのでしょうか。 簿記の資格を取得してからのビジョンを持っていますか。

 

簿記試験を取得したい方には様々な理由や目的があると思います。

 

たとえば、就職活動や転職活動に活かしたい、大学の推薦入試で他人より有利になりたい、会社で経理の知識や経営分析能力を高めたい、税理士や公認会計士資格受験のステップアップにしたいなど、あると思います。

 

そのようなビジョンが持てる人は、必ず高確率で合格しているでしょう。簿記の2,3級は難関資格試験ではありませんが、中々手ごわい試験でもありますからみんながみんな受かる試験ではありません。

 

過去問題を解いてみるとわかりますが、最初のうちは、第1問~第5問まで解き、答え合わせまですると4時間くらいかかります。私はこれが結構ネックでした。

 

参考書などを読んでいるときは、スラスラと進んでいくのですが問題を解き答え合わせをすると、膨大な時間が取られます。正直言ってやってられませんでした。

 

それも、過去問何回分あるのか計算してしまうと、4時間×●■回!? そんなにかかるの!? それも何往復しなければいけないのか。また参考書も何回か通読しないと頭に知識が入ってきませんので、それはもう身体的に辛いです。

 

他の資格試験でも同じですが、目的や理由などの明確なビジョンを持っていなければ、当然試験を投げてしまいます。さらに、検定料を支払っていますので、それなりのお金も消えてしまいます。受験しなければ、そのお金でおいしいご飯や、好きなものを買えたかもしれないですね。

 

簿記の資格は目的ではなく、手段になります。なぜか途中から簿記の資格を取ることが目的になってしまっていたという人は、今一度冷静に、自分のビジョンを再確認して目的から手段に変えてくださいね。

そうすれば、試験勉強中に挫折しそうなときでも、俺/私はなぜ簿記の資格を取得しようと決意したのか思い出せば、踏ん張ることができます。

 

ただ、なんとなく受験するような方は、簿記試験を受験しなくてよいと思います。時間が結構無駄になりますよ。

 

勉強がつらくなった時は、今一度原点に戻って再確認してくださいね。また仕分けや公式を徐々に覚えていけば、試算表や精算表の合計がばっちりあったときに、気持ちいいので、その辺も味わってください。

 

 

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