日商簿記2級 第137回 合格率34.6% 難易度:ふつう 第1問

日商簿記2級の第137回は合格率が34.6%になります。難易度は「ふつう」に分類されます。

第1問は、仕訳の問題です。

 

第1問

1.本支店会計の問題

本店集中計算制度とは、それぞれの支店には本店勘定のみをおいて、支店間の取引は本店との取引とみなして処理する方法。

137-1-1

支店分散計算制度とは、それぞれの支店において、各支店勘定を設けて処理する方法。

本問は本店集中計算制度であり、本店の仕訳をします。

2.試用販売(手元商品区分法(その都度法))の問題

前提

試用品 XXX / 仕入 XXX

本問

売掛金 XXX / 試用品売上

仕入 XXX / 試用品

3.固定資産の修繕の問題

前提として、修繕引当金繰入を計上しています。

修繕引当金繰入 XXX / 修繕引当金(資産のマイナス) XXX

本問

修繕引当金 XXX / 未払金 XXX

修繕費      XXX

4.株式の発行(設立時)の問題

137-1-4

137-1-4-2

本問は設立時ですので、株式発行に要した費用は創立費で処理します。

5.有価証券の売却の問題

・取得原価:4,930,000円

・売却価額:4,890,000円

・利払日:9月末(2月18日から直近の利払日)10月1日~2月17日までの140日

・利率:1.46%

 

端数利息 = 額面総額 × 利率 × 日数/365日

未収金                   XXX / 売買目的有価証券 XXX

有価証券売却損 XXX / 有価証券利息           XXX

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