独学においてモチベーションを高める5つの行動

独学で資格勉強をする場合に、必ずぶつかる壁があります。おそらく皆さんも検討がつくと思います。それはタイトルにも書いてある通り、モチベーションの維持です。

独学・通学・通信のメリットデメリットの記事でも書いたとおり、モチベーションの維持の困難さは、独学のデメリットにあたります。

独学で勉強する場合、勉強仲間や応援してくれる先生もいません。なので、問題が解けなくてつらい時や解説が何を言っているのかわからなくて泣きそうなときも誰も助けてくれる人はいません。

そういうときに、モチベーションがガクッと下がります。そのまま、参考書を本棚にしまって、試験をあきらめる人もいるでしょう。

 

テンション高めの男性

独学でのモチベーションの高め方

独学で勉強するときのモチベーションの保ち方を紹介したいと思います。

1.目的を確認する

簿記試験をなぜ受験することにしたのか、その目的を確認します。たとえば、就職や転職などのために資格を取得するといったはっきりした目的があれば、モチベーションが下がった場合でも、その目的に向かってやり遂げなくてはならないというやる気が満ち溢れてきます。

2.過去問や模試の得点で自分のレベルを確認する

過去問や予想問題、模試を受けた場合、かならず採点します。簿記の試験は合格のボーダーラインが7割ですので、7割を切った場合は、本番で合格する確率は低くなります。また7割以上の場合は、合格する確率は高くなります。

過去問や模試なので、単純に本試験と比較することはできませんが、簿記の知識の習得の物差しとして把握することができます。

もし、7割を切った場合、落ち込むのではなく、試験前に自分の弱点が見つかってよかったという気持ちでモチベーションを高めます。また、7割以上取れている方は、さらにミスをしないように、仕上げていくようにモチベーションを高めていきます。

3.全国数万人を勝手にライバルと思い込む

通学の場合、クラスの人たちをライバル視することができますが、独学の場合はそうはいきません。なので、毎年数万人が受けるということなので、その人たちを勝手にライバルにしてしまいましょう。

簿記試験は、上位何名まで合格という試験ではありませんが、自分ひとりで黙々とやるよりは、誰かをライバルにした方が、モチベーションが上がります。電車に乗っているとたまに、簿記の参考書を読んでいる方を見かけます。その人を勝手にライバルにしてもいいのです。

あの人も頑張っているはずだ、だったら僕/私も頑張らなくてはという気になるはずです。

4.ネット上のコミュニティーを活用する

私はコミュニティーを活用したことはありませんが、mixiやアメーバなどのコミュニティー、また他の簿記サイトの掲示板などでは、同じように簿記受験生や合格者が集まっています。そこで、質問したり、回答したり、互いに励ましあったりとオンライン上でコミュニケーションが取れます。

この場合、危険なのは慣れ合いをしてしまい、勉強に集中できなくなってしまうことです。これは通学の場合にも言えます。慣れ合いになってしまうと、お互いの時間を潰してしまいますのでこれは非常に危険です。

慣れ合わない一定の距離を保つことで、同じ目的を持つ者同士のモチベーションを高めあうことができます。

5.時間を逆算する

なんだかやる気がないときは、試験日から日数でも時間でもいいので逆算してみましょう。そして、計画どおりに進んでいるのかも確認してみましょう。こんなんじゃ間に合わないと思った方は、やる気がないなんて言ってられません。

どんどん自分を追い込みましょう。でも、追い込みすぎると、試験日直前に抜け殻になりますので、休みは挟んでくださいね。

 

これらを要所要所に実行すると、モチベーションが高められます。私は、よく1,2,3,5を実行しています。結構いい感じにやる気がでます。

みなさんも、だまされたと思って実行してみてください。やる気スイッチが押されます。

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